Rapport 美膳

Food

朝ごはん食べてますか？

現代人の不調の中で、20代は「心」の疲れが強く、50代は「身体」の疲れが強いです。調査の結果、実は「身体」ではなく、「脳」が疲れていたのです!! 脳で活性酸素が発生し、脳細胞の酸化が進み、これを「脳疲労」と呼びます。脳の自律神経の疲れが原因とされています。

＜朝ごはんを食べるメリット＞

• 脳に栄養が供給され、頭の回転が良くなる
• 内臓も目覚め、生活のリズムが整う

＜朝ごはんを食べないデメリット＞

• 集中力、記憶力の低下
• 血糖値の急変動が起きやすくなる
• 太りやすくなる
• 筋肉量の減少

＜朝のお味噌汁のメリット＞

• 良質な睡眠をサポートするメラトニンが安定して分泌され、不眠症を改善、予防
• 活性酸素の害を軽減させる成分が入っていて、老化を抑制し、アンチエイジングする効果が期待されている

薬膳の子午流注（シゴルチュウ）によると、『胃』が旺盛な「辰の刻」7時〜9時は、『胃』に気、血が集中し、栄養を最大限に吸収できる時間です。

朝、食欲のない方は、お味噌汁からチャレンジし、朝食の習慣をつけてみましょう。

Detox

デトックスとは？体内に溜まった有害な毒物を排出させる事です。
体内に入った多くの有害物質は、肝臓で解毒され、無害化されます。肝臓は人体で最大の解毒臓器です。肝臓で解毒されたものは、胆汁を使って70%(便)から排出され、20%(尿)から排出され。10%(爪、髪)に残ります。
ただし、その排出力は体質、加齢、生活習慣の乱れで排出機能は低下します。低下した機能を元の状態、それ以上に上げるために、食べ物や飲み物などを使って行うのが「デトックス」という健康法です。
人生100年時代になり、今や日本では2人に1人が”ガン”になり、3人に1人が”ガン”で死亡する時代です。
日本人の死亡率は米国の1.6倍とも言われています。日本では食生活の欧米化が進み、肉の摂取量は50年間でやく10倍！！脂肪分は約3倍にも増加しました！！
逆に野菜や果物の消費量は減り、米国を下回っています。日本人は運動量も少なく、今では多くの米国人の方が健康的な食生活を送っています。

あなたは、どのような老後を過ごしたいですか！？

今何を選んで、何をたべるか！？
どんな生活習慣を身につけるかで、今後の人生が変わります。毒素を排出するサポートをするのが、食物繊維を多く含む野菜や海藻、豆製品、キノコ類などです。
糖質や脂質の排泄を促し、便通を改善します。排泄機能の要である腸を整えることが体を整える近道です。
「子午流注」(シゴルチュウ)によると、「大腸」が活発になる「卯の刻」5時〜7時にしっかり排便するとデトックスもスムーズに行われ、きれいな肺や皮膚を保つことができます。その他、それぞれの内臓が動く時間帯を意識することで、より健やかな状態に近づいていきます。

Sleep

"美肌は夜つくられる" "睡眠の質" = 肌の質 = 脳の質という言葉を聞いたことあるかと思います。
インナーケアーのひとつとして注目されている「睡眠」がどのように美肌に、脳に、心に作用しているか？皆さんご存知ですか？

《睡眠の3つの役割》

1. 記憶の整理・・・脳の疲れをとり記憶の整理をする。
   ノンレム睡眠中には脳の老廃物=アルツハイマー型認知症のリスク因子を排出する機能があります。
2. 修復、成長・・・傷ついた細胞を修復し体の成長を促す。
3. 疲労回復・・・体の疲れをとり病気の回復を促す。

《美容のために睡眠が大切な理由》

1. 成長ホルモン・・・入眠３時間に分泌されるホルモン。新陳代謝を促し日中に浴びた太陽光や外気等のダメージを修復してくれる働きをします。
2. 睡眠ホルモン(メラトニン)・・・成長ホルモンの分泌を促す役割があり、夜間から睡眠中に最も多く分泌されます。強力な抗酸化力があり、その効果はビタミンCやビタミンE以上と言われています。
   「子午流注」（シゴルチュウ）によると、「旦」が旺盛な「子の刻」23時〜1時に睡眠をとると、消化が促進され、体内陰陽のバランスが転換されるので、この時間帯に身体をよく休めることが大切です。
   スキンケアによる外からのお手入れだけでは限界があります。インナーケアとしての内からの睡眠の大切さを見直し、両方のケアでいつまでも若々しく人生を楽しみたいですね。

スキンケアによる外からのお手入れだけでは限界があります。インナーケアとしての内から睡眠の大切さを見直し、両方のケアでいつまでも若々しく人生を楽しみたいです。